講師をお招きし書初め教室を行いました。

年に一度の書初会に向けて、各学年練習が始まっています。本校は、今年度、講師 兵庫俊子先生をお招きして書初め教室を全学年で実施しました。兵庫先生には、毎年、本校の卒業証書の浄書(氏名、生年月日、卒業生の番号)をお願いしています。

1年生は「さくら」です。クレパスで文字を書く経験は初めて。クレパスの持ち方や削り方もこつがいります。

説明を聞いた後、いよいよ練習です。

2年生は「はつ日」。ひらがなと漢字の言葉です。

ひらがなと漢字のバランスの取り方が難しいです。

1年生も2年生も、兵庫先生の教えを守り、姿勢を正して、はね、とめ、はらいに気を付けて、バランスよく力強く書こうと努力していました。

中学年からは毛筆です。

3年生は「はるの空」4年生は「立山の春」5年生は「水清き里」6年生は「希望の道」です。それぞれの文字に、また、言葉としてのまとまりに、難しい箇所がありますが、兵庫先生は、子供たちに分かりやすいキーワードで、毛筆の運び方等を教えてくださいました。そして個に応じた指導もしてくださいました。

基礎基本を学んだ子供たち、この後は、練習あるのみです。さあ、来春の「書初会」は冬期休業明けの1月8日(金)です。どんな作品が並ぶか、楽しみです。兵庫俊子先生、ありがとうございました。

今週は人権週間

今週は人権週間です。人権教室、人権集会、「こんな自分になります」決意募集と続きます。

9日(水)には、人権擁護委員の方に来校いただき、人権教室を開催しました。低学年は、紙芝居「白い魚とサメの子」を読み聞かせしていただきました。

真剣に見入る子供たち。白い魚とサメの子の言動から、「自分らしさや自分のよさを知り、そのよさを生かして人と関わることが大切」ということを学びました。

中学年は、DVD「勇気のお守り」の視聴して、登場人物の言動から自分を振り返りました。

「自分を大切にすることは、とても大切。それと同じくらい友達も大切にしよう。そのことが、希望と夢につながる」とメッセージをいただきました。

高学年は、人権作文の読み聞かせをしていただき、お互いの人権を大切にして幸せに生きるためには、どんな考え方が大切なのかについて考えました。

「相手を思う気持ちが大切。自分がされていやな言動はしない。されるとうれしい言動をしよう。挨拶も人権を意識した言動です」とメッセージをいただきました。そして、「是非、友達や家族と人権について話し合ってほしい。その気持ちがみんなを幸せにするのです」と人権意識の広がりを高学年の子供たちに託されました。

毎年、お忙しい中、人権擁護委員の方々に人権教室を行っていただいています。本当にありがとうございます。

この後、人権集会、決意募集につながります。この人権週間を過ごすことで、「なりたい自分」がまた深みのあるものになっていくことでしょう。期待しています。