10月3日、6年生は社会科の歴史の授業に合わせて、戦時中の話を海軍で当時活躍しておられた川口さんからお聞きしました。川口さんは昭和17年1月に海軍に入隊し、その後南方の方に行っておられたそうです。南方のジャングルの中で水も飲めない状況だったことや、敵の玉が耳の横をかすめていったこと、軍艦の護衛艦の中で働いていた時、日本軍の軍艦が撃沈した様子、また、マラリアにかかってとても苦しい思いをしたことなど、当時の様子を詳しく聞かせて頂きました。今年で93歳になる川口さんですが、とてもお元気で凛としておられました。「もう戦友はほとんど生存しなくなった。このような戦争の悲惨さを伝えていきたいと思っている。最後に、このような戦争はしてはいけない。」と強くおっしゃっていらっしゃいました。平和の尊さを学べた貴重な時間でした。