沢スギの日を行うことができました

今年度は、新型コロナウイルス感染防止対策のために、「春の沢スギの日」は中止となりました。「秋の沢スギの日」も懸念されていましたが、感染防止に努めながら行うことにしました。

10月1日(木)、朝から雨が降ったりやんだりの天気でしたが、1~4年生は、午前中に、生活科や理科、総合的な学習の時間の学習を行いました。

各学年で、地域の先生方に挨拶をしてから学習がスタートしました。

一時、雨に降られましたが、雨の沢スギは、晴れの日よりも一段と美しく、晴れの日との違いも感じながら、学習を進めることができました。

午後からは晴れ渡りました。5・6年生は、文化財愛護少年団として、沢スギ林の環境整備活動を行いました。

開会式では、文化財愛護少年団としての誓いの言葉を全員で唱えました。今年は、コロナ禍と言うことで、大きな声での宣誓はできませんでしたが、心を一つにし、いよいよ活動開始です。

今年はスンバが比較的少なかったので、その他の落ち葉や枯れた木のくずなどを拾い集めました。

その後、沢スギ自然館から預かり、今日まで学校で育ててきた沢スギの幼木の植樹をしました。植えた後、大きく育つようにと祈る子供たちの姿がありました。

例年ならもっと多くの地域の方々と触れ合いながら活動するところ、感染症防止のため、限られた方々との触れ合いとなりましたが、沢スギに親しみ、沢スギを愛し、地域の宝として守り引き継ぐ活動を行えたことを、子供たちと共に喜んでいます。

ご協力いただいた、入善町教育委員会、沢スギ自然館、地域の先生方、本当にありがとうございました。