徒歩通学再開しました

先週までクマから子供たちを守るために2週間あまりにわたり、保護者の皆様に自家用車にて学校への送迎をしていただきました。ありがとうございました。

今週から徒歩通学を再開しました。昨日は、あいにくの雨模様でしたが、元気に登校する姿がありました。

久しぶりに徒歩登校した子供たちに「歩いて来てどうでしたか」とインタビューしました。すると、中には「車の方がいい」という子供もいましたが、多くの子供が「すごく気持ちがよかったです」「友達と久しぶりに話をしながら歩けてうれしかったです」「落ち葉を踏むとシャカシャカと音がして楽しかったです」「季節は変わっているんだなと思いました」など、話してくれました。

新型コロナウイルス感染症予防対策で、長期にわたり家の中で過ごした子供たち、クマの危険から守るために車での移動をしなければならなかった子供たちです。体力の低下が心配されます。体力の低下は忍耐力の低下にもつながります。

本校では、体育委員会が「果実を実らせようプロジェクト」として、徒歩通学を勧めています。「上原産業展示館から歩こう」「青木働く婦人の家近くの交差点から歩こう」など、「少なくとも学校までの700Mを歩こう」という取組です。児童玄関に学年ごとに実らせたい果実の掲示があり、歩いて登校したらシールを貼っていきます。

徒歩登校がよいことは、子供たちが抱く感想にもよく表れています。毎日の積み重ねが、よい習慣となり、子供たちの成長に大きな効果をもたらすことでしょう。

天候等によっては、また、自家用車による送迎をお願いしなければならない場合もありますが、徒歩通学が可能なときは、ぜひ、「歩くといいことがいっぱいだね」と子供たちを励ましていただけたらと思います。ご家族のご理解とご協力をお願いします。