本日2月26日(金)SNS対策 小中Zoom会議を行いました。SNSが児童・生徒の間で当たり前に使われる時代になってきたことを受けて、SNSやオンラインゲームによるトラブルを減らしていくためにはどうしたらよいかについての意見交換会です。入善西中学校の1年生と黒東小学校、飯野小学校、上青小学校の6年生がZoomでつながり会議をする初めての体験です。なお、5年生はこの会議の様子をZoomによる配信によって見学しました。
まず、あらかじめ行ったアンケートから児童・生徒の実態が示されました。改めて、多くの児童・生徒がSNSやオンラインゲームをしていることが浮き彫りにされました。
本番はここからです。各学校が学級会を開いて、話し合いまとめていた、トラブルに巻き込まれないようにするための案を発表していきました。そして、出された対策案について、さらに各学級で話し合う時間を取り、また、発表し合うという会議でした。
中学生や他校の小学生の姿に刺激を受けたようです。また、上青小学校出身の先輩が活躍している姿に喜びを感じているようでした。
「時間を決めてSNS等を行う」「親に預ける」「友達とあらかじめ約束をする」など守りたいルールが出される一方で、「止められない時は、やさしい嘘をつく」「いや、嘘はいけない。正直に伝えたい」「友達のためになる嘘はいいのではないか」などルールとは呼べない対策において、葛藤場面もありました。
あっという間に終わりの時刻に。これをもとに、再び学級で話し合うともっと深まりそうです。この小中Zoom会議のために多くの教職員が尽力しました。学校教育の進化が期待できます。