10月1日は、沢スギの日、沢スギ愛護活動の日でした。
午前中は、1年生、2年生が沢スギにでかけ、地域の方に秋の木の実や草花を使った遊びを教えて頂きました。また、3年生4年生は、春と秋の自然の違いを観察したり、沢スギの特徴を調べたりしました。
1年生の一番の楽しみは、どんぐりごま作りです。どんぐりの帽子をとって、紙ヤスリでこすって平らにしたところに、爪楊枝をさしてこまにします。重心がしっかりととれているとすごくよく回るこまができます。子供たちは色んな回し方を自分たちで工夫して楽しんでいました。
2年生は、つるや秋の草花を使ってリース作りに挑戦していました。つるを丸くしてリースにするのは結構難しいですが、地域の方々に丁寧に教えて頂き、すてきなリースをたくさん作っていました。
中には、作ったリースを冠のようにして頭にのせ、王様気分の子供もいました。すすきや松ぼっくり、草木の実など秋の草花の色や形の特徴を遊びながらみつけていました。
3年生は沢スギの中にある草花の観察をしたりスケッチをしたりしました。4年生は沢スギの水の温度を調べたり、中の植生をメモしたり、自然の様子を詳しく調べていました。
午後からは、5年生、6年生が愛護活動に取り組みました。開会式では、文化財少年団の誓いを全員で述べ、その後地区の方々と一緒に活動をしました。今回は、下草刈りや枝打ちに挑戦しました。植樹をしたスギの周りの下草を刈ることは、杉の木を育てるためにとても重要だそうです。1時間ほどで、うっそうとしていた杉林がとてもすっきりしました。今後もしっかりと活動に取り組み、地域の方々とともに沢スギを守っていくことをお互いに誓い合っていました。