10月6日、就学時健康診断が行われました。午後からは学校へ、来年度のぴかぴかの入学生となる子供たちが元気に学校の門をくぐりました。今年は、5年生にお世話係をしてもらいました。5年生は来年度6年生として健康診断に来たみなさんと一緒に学ぶことになります。保護者の方へは、「子供とのよりよいかかわり方を考える機会」として親学び推進リ-ダ-講師朝比奈豊子さんに、親学びプログラムを実施していただきました。親学びプログラムとは、子供との接し方や親としての心構えなど、お父さん、お母さんに 事例を通して学んでもらう学習プログラムです。市町村での子育て事業、子育てサークル、PTAの学習会、就学時健診時の家庭教育講座など、さまざまなところで活用されています。また、学校からは入学に当たっての準備して頂く物や準備して頂くことを説明させて頂きました。4月には、新しいランドセルを背負って、新入学生として入学してくるのを首を長くして待っています。
戦時中の話をゲストティーチャーにお聞きしました
10月3日、6年生は社会科の歴史の授業に合わせて、戦時中の話を海軍で当時活躍しておられた川口さんからお聞きしました。川口さんは昭和17年1月に海軍に入隊し、その後南方の方に行っておられたそうです。南方のジャングルの中で水も飲めない状況だったことや、敵の玉が耳の横をかすめていったこと、軍艦の護衛艦の中で働いていた時、日本軍の軍艦が撃沈した様子、また、マラリアにかかってとても苦しい思いをしたことなど、当時の様子を詳しく聞かせて頂きました。今年で93歳になる川口さんですが、とてもお元気で凛としておられました。「もう戦友はほとんど生存しなくなった。このような戦争の悲惨さを伝えていきたいと思っている。最後に、このような戦争はしてはいけない。」と強くおっしゃっていらっしゃいました。平和の尊さを学べた貴重な時間でした。
沢スギの日
10月2日は、秋の沢スギの日でした。校区内にある国の天然記念物「杉沢の沢スギ」に、1~4年生が出かけ、様々な活動に取り組みました。
1年生は、地区の方々に、どんぐりや鬼胡桃等自然にある物でできる楽しい遊びを教えてもらいました。笹の葉で船を作って流したり、どんぐりでこまを作ったりしました。作ったもので、友達と一緒に遊ぶのに夢中でした。
2年生は、くずのつるを使ったリ-スや木の実を使った置物を作りました。地区の方に教えてもらいながら、夢中になって取り組んでいました。出来上がったものを見て、「家にかざりたい」とうれしそうに話していました。
3年生は、園内の植物の葉の中から形や模様が特徴的なものを選び、スケッチをしました。選んだ葉のぎざぎざの部分やすじの部分をル-ペを使ってよく観察しながら、葉を丁寧に描いていました。
4年生は、春と秋の沢スギの様子を比べたくさんの発見をしました。春と秋では咲いている花が違うことやいろいろな植物に実がついていることなどに気付いていました。園内で鳴く虫の声にも気付き、季節の変化を感じとっていました。
沢スギの日は年2回行っています。この活動を通して、自然に親しみ、地域の自然を大切にしていこうという気持ちが育ってくれればと願っています。
今日の活動にご協力いただきました地区のみなさん、ありがとうございました。
3年生 スーパーマーケット見学
10月1日、3年生は社会科の学習で、町内のス-パ-マ-ケットと地場産野菜を中心に扱うお店に見学に行ってきました。
初めて入るス-パ-マ-ケットのバックヤ-ドの中の様子に、興味津々の様子でした。地場産野菜を中心に扱うお店では、安心して商品を買ってもらうために、品物に生産者の名前が書かれていることに驚いていました。また、今回子供たちはインタビュ-にチャレンジしました。お客さんや店員さんに勇気を出して声をかけて、考えてきた質問をもとに話を聞いていました。この見学で得た知識や経験を、今後の学習に活かしていってくれることでしょう。
楽しいまと当てゲーム(1年生体育)
実りの秋です・稲刈り体験をしました
4・5生が春、田植えをした稲が農家の方々のお世話で立派に実りました。その実った稲を9月29日に4・5年生で稲刈りをしました。
JAみな穂の上田さんにまず稲刈りの仕方について説明して頂きました。稲はしゃがんで刈ることや、鎌の安全な使い方等を丁寧に教えて頂きました。
その後、稲を刈る係と稲を運ぶ係とに別れ、みんなで活動をしました。5年生は昨年体験しただけあって、手慣れた手つきで刈っていきました。4年生は初めてですが、友達と協力して、刈り進めていました。
コンバインでの脱穀は、あっという間です。家が農家の子供は少なくなり、家で稲刈りの手伝いをする子供もあまりいないようです。そんな、子供たちにとっては貴重な体験です。普段食べているお米が、色々な人の手にかかってできていることの一端を学ぶことができました。
最後に、JAみな穂の愛場さんから、田圃の草取りの大切さも教えていただきました。このお米がみんなの口に入るのが楽しみです。
非常時の児童引き渡し訓練
9月26日、非常時の児童引き渡し訓練が行われました。この訓練は、台風等の自然災害・大地震発生時等を想定し、児童が着実に保護者の方に引き渡され、安全に帰宅することができることをねらいとして実施しています。児童には命に関わる訓練として、災害時の「おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない」の約束の厳守を指導しました。訓練の場では、迎えに来られた方が、それぞれの児童の引き取り者であるかどうかの確認や、待機児童の待機のさせ方など、実際を想定した緊張感のある訓練となりました。保護者の皆様にはお忙しい中ご協力をいただきありがとうございました。非常事態が活性した場合には、この訓練が活かされるものと期待しています。
PTA 危険箇所看板作り
学びの秋
運動会に全力を出し切っていた子供たち。きらきらと輝く姿がすてきでした。さて、運動会も終わりいよいよ学びの秋です。どの学年も各教科のねらいにそって真剣に学習に取り組んでいます。
1年生は、春植えたあさがおの種取りをしたり、つるでリースを作ったりと自分で育てたあさがおを最後まで大切にお世話をしています。2年生は図工の時間に飛び出すカード作りに楽しく取り組んでいます。形や色を工夫し楽しいカードにしようとがんばっています。
3年生は、図書館司書の広川さんに読み聞かせのこつを習い、自分たちも低学年に楽しいお話を聞かせてあげようと意欲的です。4年生は、国語の時間に点字についてのお話を読み学習しています。点字のすごさや点字のすばらしさを感じ、福祉教育に興味をもって取り組んでいくことでしょう。
5年生は、算数の時間に図形の学習をしています。5年生の算数はぐっと難しくなります。作業的な学習をしながら算数的な思考を育てたいと思います。6年生は、国語科で、短歌作りをしました。橘曙覧の「たのしみは・・・時」で終わる短歌をもとに、自分なりの短歌を作っています。すてきな短歌ができることでしょう。各学年学びの秋にふさわしくじっくり学習に取り組んでいます。
第32回 大運動会
9月13日(土)秋晴れのすがすがしい天気の中、大運動会が行われました。195名の堂々とした入場に続き、開会式では、各学年の代表者が、選手宣誓が行われ自分の目当てを堂々と述べていました。
各学年の競技でも、勝ち負けにこだわらず最後まであきらめずにがんばる上青っ子に、団席や保護者席からは大きな歓声が聞こえてきました。また、親子競技では、お家の方と息を合わせてがんばっていました。1・2年生は玉入れ、3・4年生は上青ダービー、5・6年生は、親子で力を合わせて二人三脚に取り組みました。
また、5・6年生によるマーチング2014では、息のあったすばらしい演奏を披露しました。 曲目は、「校歌」「あまちゃんのオープニングテーマ」の2曲です。軽快な「あまちゃんのオープニングテーマ」に合わせたドリル演奏は、さすが高学年と思わせる演奏でした。
また、盆踊りでは保護者も地域の方も一緒に楽しみました。音頭取りの泉さんの音頭に合わせ、老若男女が集う姿は、地域の底力を感じさせました。
応援や準備、運営などは5・6年生が中心となってすすめてくれました。この経験をこれからの学校生活に活かしていって、さらにすばらしい上青小学校にしていってくれることでしょう。
保護者の皆様には、たくさんの声援、ありがとうございました。また準備、片付けなどにもご協力いただき、本当にありがとうございました。